2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

諦念、あるいは

ぜんぶ嘘だった。 あるいは幻だった。 それは自分自身が創りあげたものであり、学校のトイレの個室でひとり泣いていた自分を いつも大事なものを、強く握りすぎて壊してしまう自分を守るための要塞だった。 誰も手を差し伸べてくれなかったから、自分で自分…